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【インタビュー】
VOLK TACTICAL GEAR × バイオハザード アンブレラコア開発

「バイオハザード アンブレラコア」に深く関わるお二人に、ゲーム制作の裏話や限定版に関してお話を伺いました。

Q1今回、「バイオハザード アンブレラコア」の衣装やロゴなど、様々なデザインを作成・ご監修いただきましたが、「バイオハザード」という作品の印象、また、その中での「アンブレラコア」への印象も伺えればと思います。

高橋氏バイオハザードは歴史のある作品ですし、ストーリーやキャラクターが印象に残っています。
さらには、映画等にもなっていて、凄い作品だと改めて思いました。
今作品のアンブレラコアは世界観がウイルス感染後の近未来での生き残りをかけた戦闘と言う事で、今までと違いこれも非常に面白いです。

Q2VOLKへデザインを発注した経緯を教えてください。
また、開発としてどのようなオーダーを出しましたか?

松江もともとはゲーム中で使用する装備を作っていく上で、知識や装備をお借りしたりできる方、というところが始まりです。
ゲーム中の装備などに、架空世界ではありますがどこか本物の匂いを感じてもらうためには、きちんとした知識や経験がある方にお願いすべきだと思い、デザイン協力も依頼することにしました。
ロゴについてですが、ゲームの設定で、戦っているのは民間企業の傭兵、という設定があります。
ウイルス兵器やDNA情報を傭兵に依頼して回収している。だったらその傭兵がつけている、特徴があってマークがあったほうが遊びとしては盛り上がるよね、と。
装備の知識とワッペン制作を通したマークデザイン経験があるので、それを活かし、設定に沿った中で、個性的な、つけたくなるようなものをぜひデザインしてほしい、と依頼しました。

Q3「アンブレラ」のマークと言えば、ハリウッドの映画などでも使用され、バイオファンならずとも非常に印象深いアイコンです。
今回、その「アンブレラ」マークの新デザインを作られる際にこだわったポイントなどを教えてください。

高橋氏そうですね。今までの印象を残しつつも、現代特殊部隊や私設部隊の雰囲気を出し、そこにバイオハザードの象徴の一つであるTウイルスを螺旋模様を新たにプラスしました。伝統を崩さず新たにという感じです。

Q4今作では今までのアンブレラ社のマークから一新されておりますが、なぜ新たにマークを作ろうと思ったのでしょうか。

松江今回登場するアンブレラ社は、以前のものとは違います。
以前のアンブレラからイメージを一新するためにも新たなデザインが必要だと思いました。
また、今回のタイトルは新たな挑戦なので、それを表す意味でも新しいものにするべきだと考えました。

Q5装備を始め、劇中に登場する様々なデザインを手掛けていただきましたが、特におススメや注目のポイントを教えてください。

高橋氏装備や部隊章については、現代的であり近未来的な部分そして私設部隊や傭兵の雰囲気も入れました。
プレイヤーが自由にイメージして頂けるところも、お勧めであり注目してもらいたい所です。

Q6今回、デザインだけでは無くモーションキャプチャーの撮影などにもご協力いただいたと伺っております。制作裏話などあれば、ぜひ教えてください。

高橋氏例えばマガジンチェンジなのですが、本来ならば視界に入り最短の距離でコンパクトに行うのですが、そうすると画面上では何もしていないように映ってしまいます。
そこでわざと体を斜めによじり画面上では本来の動きに近く見えるようにしたり、「立っている状態から一瞬で匍匐に画面上でスムーズに見える様にして下さい」など、ゲームならではのルールがありそれに合わせていくのが大変でしたが面白かったです。

松江ゾンビシールドを頭の前で構えたモーションの撮影時は、ヘッドショットを防ぎたいという意図から、ブレを防ぐために頭に左腕をしっかりつけて、といった具体的なアドバイスをいただきました。結果、ただカッコイイだけではなく本物感や迫力といったものが出せたと考えます。

Q7本作で登場するワッペン(アイコン)はどれも個性的で、印象に残るデザインです。
こういったデザインを作られる際に大事にしているポイントなどお伺いできればと思います。

高橋氏ミリタリー的でかつゲーム的、そしてわかりやすさを第一に考えていました。

Q8コラボ限定版では、Tシャツとマスク、スマートフォンカバーが付属します。
購入された方向けに、おススメの着こなしやコーディネート、シチュエーションなどあれば教えてください。

高橋氏いつもの日常に、バイオハザード・アンブレラコアの世界観を感じられるよう、ポイントとして取り入れて頂けると嬉しいです。
もちろんサバイバルゲームやアウトドア等でも、使用できるアイテムですので是非使って頂きたいです。

Q9最後に、限定版をご予約頂いた、そして購入を検討されている方にメッセージをお願い致します。

高橋氏ご予約頂いた皆様有難うございます。そして検討されている方々へ今作品はスピード感があり、ゾンビ・敵チームが迫り来る緊張感がたまらなく面白いゲームです!
バイオハザードの新しい世界観を楽しんで頂けたらと思っております。是非、宜しくお願い致します!

松江 ただのファンアイテムとしてだけではない魅力的なものができたと思います。
これを機に、ゲームも特典もどちらも、もともとご興味のある方はもちろん、新たに興味を持たれた方も購入していただき、新たなジャンルの体験をされてはいかがでしょうか?どちらも十分なクオリティをもったものになっていると思います。

有難うございました。

『VOLK TACTICAL GEAR』
代表 高橋 知行

本格タクティカルギア(ミリタリー装備品)を手掛ける「VOLK TACTICAL GEAR」の代表を務める。
自社工房と(国内外協力工房)で生み出されるこだわりぬいた逸品は、ハイクオリティを求める日本のサバイバルゲーマー等に高い評価を受けている。

『バイオハザード アンブレラコア』
開発者 松江 一樹

95年カプコン入社。
ロックマンシリーズやロストプラネットシリーズなどを担当。

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